アルビス旭ヶ丘に残る日本住宅公団の”まる住” 第4次調査

 

2014年1月中旬に第4次調査を行い、未発見のまる住を探索しました。その結果、まる住2個、住宅都市整備公団の風車マークが付いた境界杭が1個見つかりました。

 

<まる住、風車印の個数>

これまでに発見したまる住の個数と今回発見した個数を記します。

  第4次調査で発見個数(a) 3次調査までの確認個数(b) 総個数(a+b)
まる住 2 9 11
未確認まる住 *1 0 8 8
風車マーク 1 2 3

*1:未確認まる住は埋もれてしまい、まる住の有無が確認できなかった石柱の内、設置場所や隣接するまる住の存在から、まる住である可能性が高いもの。

 

<まる住の現状>

服部霊園との境界でまる住と風車マークが見つかりました。これまで確認されたまる住杭と違って裏側に数字があります。なお、この数字の意味は現状不明です。

裏 数字は90

服部霊園とアルビス旭丘との境界にあったまる住。後ろのコンクリート柱と有刺鉄線は旭ヶ丘団地時代に設置されたものと思われます。

 

裏 数字は51

団地北東で発見されたまる住

 

 
表 風車マークが埋もれかけています  

服部霊園とアルビス旭丘との境界にある風車マーク。裏側は「境界杭」です。

 

考察

今回の第4次調査では数字が記載されたまる住が2個発見されました。この数字の意味は今後の研究課題とします。2つのまる住は太字タイプでした。発見地点から推測すると、団地建設初期に設置されたまる住は太字タイプだった可能性が高いです。

 

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