アルビス旭ヶ丘に残る日本住宅公団の”まる住” 第5次調査
2014年1月下旬に第5次調査を行い、未発見のまる住を探索しました。その結果、UR都市機構マーク(都市基盤整備公団マーク)の電線杭1個が見つかりました。
<まる住、風車印の個数>
これまでに発見したまる住の個数と今回発見した個数を記します。
総個数 | ||
まる住 | 11 | |
未確認まる住 *1 | 8 | |
風車マーク | 3 | |
URマーク | 1 |
*1:未確認まる住は埋もれてしまい、まる住の有無が確認できなかった石柱の内、設置場所や隣接するまる住の存在から、まる住である可能性が高いもの。
<URマークの現状>
全景 地中ケーブルの場所を記す杭です。 |
正面 URマーク。下に |
考察
今回の第5次調査では初めてURマークが発見されました。杭が埋められたのは1998〜1999年頃と思われます。1997年完成の第一期工事区域では住都公団マーク杭が使用されていなかったので、合理化によりマーク入り杭はなくなったと思っていました。また、1999年完成の工事エリアにある水道関係杭は白塗りのマークなしです。なぜ、ケーブル杭のみマークが入っているのか疑問が残ります。
白塗り杭(水道)
他の団地で同じようなUR杭があるのか機会があれば調べてみたいものです。