アルビス旭ヶ丘に残る日本住宅公団の”まる住” 第3次調査

 

住宅都市整備公団の風車マークがついた制水弁。(2013年12月末撮影)

第2次まる住調査を2013年12月初旬に行いました。同年12月末に第3次調査を行い、未発見のまる住を探索しました。その結果、まる住は見つかりませんでしたが、住宅都市整備公団の風車マークが付いた境界杭が2個見つかりました。

 

<まる住、風車印の個数>

第1次調査、第2次調査で確認したまる住の個数を記します。風車マークの杭は第3次調査で初めて発見されたものです。

  個数
まる住 9
未確認まる住 *1 8
風車マーク 2

*1:未確認まる住は埋もれてしまい、まる住の有無が確認できなかった石柱の内、設置場所や隣接するまる住の存在から、まる住である可能性が高いもの。

 

<風車マークの現状>

第3次調査で発見した風車マークの境界杭は服部霊園との境界で見つかりました。

 埋もれてしまっている風車マークの境界杭

 

 

 かつてテラスハウスのあった場所付近の境界杭

 

考察

今回の第3次調査では想定していなかった、風車マークの発見がありました。いつどのような経緯で設置されたのかは分かりません。杭の風化具合からアルビス旭丘建設よりも前に設置されたものと思われます。風車マーク杭とまる住杭が隣接していることから、まる住杭の老朽化により風車マークの新しい杭が設置されたのかもしれません。

 

戻る

inserted by FC2 system