アルビス旭ヶ丘の住棟銘板にみる日本住宅公団の変遷

 

アルビス旭ヶ丘の住棟には棟ごとに金属の銘板が取り付けられています。旭ヶ丘住宅の時代にはなかったものです。住棟が建設された時代により違いがあり、銘板の変化を辿ることで団地と時代の変遷を知ることができます。

 

<住棟銘板>

住宅・都市整備公団 関西支社

(黒字)

住宅・都市整備公団 関西支社

(青字)

 
都市基盤整備公団 関西支社  
都市公団 関西支社

UDC=urban development corporation

独立行政法人都市再生機構西日本支社

設置された時期によって、銘板の表記が異なります。公団の変遷については公式HPを参照してください。

いかりスーパーが入る建物の表示板

住棟とは異なりロゴマークがありません。

2015/4/1追記

 

<調査まとめ>

 現在のアルビス旭ヶ丘団地には以下のような住棟や集会所が存在します。

  1. 日本住宅公団によって建設⇒旭ヶ丘住宅時代からの集会所(銘板なし)
  2. 住宅・都市整備公団によって建設⇒団地内の住棟
  3. 都市基盤整備公団によって建設⇒団地内の住棟
  4. 独立行政法人都市再生機構によって建設⇒新・中央集会所

行政改革のタイミングと団地の立替時期が重複していたため、様々な組織のマークと名称が1つの団地内に存在することになりました。時代と共に求められる役割が変わり組織名称が変更になっても団地内の環境は一貫して守られているように思えます。

 

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